感染症でも治療できると確認をとっていたのに、当日治療を断られた話

美容クリニックで治療ができない条件は医院によって様々だが

感染症(B 型肝炎・C 型肝炎・梅毒・HIV・尖圭コンジローマなど)を持っている。

明記の仕方は様々でも、ほぼ確実に同じ内容の条件が含まれていると思う。

目次

感染症でも治療可能と確認をとったのに、当日断られた

以前何も調べず受診したところ、クリニックでのミラドライの治療を断られてしまい、事前確認が必要なことを知った猫又

おかげで少し賢くなり、すぐ別のクリニックに確認をとる。 正直断られるのは覚悟の上だった。

猫又

私はHIVなんですが、治療を受けることはできますか?
担当の先生にはウイルス量も検出限界地以下なので、治療してもいいと言われております。

受付の女性

現在担当の者が不在なので、確認に少しお時間がかかります
確認が取れ次第の連絡でもよろしいですか?

猫又

はい! わかりました! よろしくおねがいします!

~ 30分後 ~

受付の女性

確認をとりました所
病院の先生にいいといわれているのであれば大丈夫とのことです。

こんな感じのやり取りでした。

連絡には数日かかるかもと聞いていたので、あまりの返事の早さに驚きました

治療は3週間後にきまり、この時は本当に嬉しかったです。

まさかの展開!治療直前で断られる!

前日に確認の電話。あらためて明日の予定や持ち物の確認などをしてもらった

なので当日は準備もばっちり!5分前に到着できたしすごく気分も良かった。

店内には女性客が2人。男性としてはすこし肩身が狭かった・・・

受付を済ませて問診票を書く…持病のHIVの項目にチェックを入れる

書き終わると中の方に案内されて順番を待った。

15分ほど待ったあたりでスタッフの方が来て

スタッフの女性

前の方の治療に時間がかかっており、もう少しお時間がかかります。
大変申し訳ございません…

はーい! と返事をする。別に時間は気にしない

ただ、ここで少し嫌な予感はしていた・・・

理由は、たぶん前のお客さんは猫又とすれ違いで帰っていたから。

でもまぁ確認はとっているし大丈夫だろう!

そんなことを考えていたら呼ばれて部屋の中に案内された。

猫又

よろしくおねがいします。

先生

大変申し訳ない… うちではHIVの方の治療はできません。
本当に申し訳ない…

いきなりであっけにとられたが『あー やっぱりか』って内心思った。

猫又

そうなんですか・・・
いちを、事前に確認してはいたんですが・・・

不思議なことに怒りは一切わかなかったし、クリニックを責めようなんてことは思わなかった。

ただ、今後のためにもいくつか質問をさせてもらった。

  1. 事前に確認していたこと
  2. なぜダメなのかの理由
  3. 受け付けたスタッフと、確認をとった人やその内容について

聞けたのはここまで

事前に確認していましたよね?

はい。今スタッフに確認したところそのとおりです。

ただ、私ではなく別の者が対応をしていて、私は今回の件を今まで把握していませんでした。

なので、その確認を調べるために少し時間をいただいておりました。

誰にどのような確認をとったんですか?

今その確認をとったものを含め調べているんですが今ここにいないので

はっきりとわかっていないのが現状です。

連絡を取ろうとしたんですが今確認が取れていない状況で・・・

なぜダメなんでしょうか?

感染症の方を治療するための設備や準備が整っていないので治療することがそもそもできません。

実際はもっと丁寧に答えてくれています!

実際聞いていると、ツッコミどころがありすぎて思うところはもちろんあったけど

ミスは仕方ない。だれだってする。

でも猫又が思っている以上にきっと今回のミスは大きくて

先生やスタッフの女性の方がものすごく申し訳なさそうにしている・・・

何度も何度も謝る・・・

自分がHIVじゃなければ、そもそもこんなことにはならなかったのに・・・

こう思ったら話がしたいのに猫又は泣いてしまってしゃべれなくなってしまいました・・・いい年こいた男なのに情けない・・・

申し訳ない気持ちと、孤独で悲しい気持ちが一気におしよせて・・・

あふれた涙がなかなか止まらなかった・・・ 

それからは『私のために教えてください』っていろいろ質問をさせてもらった。

先生は丁寧に答えてくれたので後で書いておこうと思う。

今回このようになった原因が特定したら連絡することも~とって言われたが

猫又

いえ、その必要はありません。
聞いたところでなにもできないし。
ミスはしかたいので、私は何もおこったりはしていません
できたら責めないであげてください。
今回のことはしかたないと思っています。

とだけ伝えてかえりました。

実は今回の出来事はブログに書くつもりはありませんでした。

ではなぜ書くことにしたかというと、今日そのクリニックから電話がかかってきたからです。

電話の内容は、あの後先生が知り合いのいろんな病院に電話をかけてくれたらしい

そこで受けれそうなところを見つけたのでもし猫又が良かったら金額とか病院名を詳しく聞こうと思うという電話だった。

聞いた後で考えてもらっても構わないという内容だった。

この一件で治療を諦めていたのでありがたかったですし、誠意を感じたので話を聞かせてもらうことにしました。

正直不安な部分もあるけれど、この波にのってみようとおもいますw

余談・治療を断られる理由

断られる主な理由は(HIVの場合しか猫又は聞けていません)

一般的なやり方ではなく、感染者用の準備と設備が必要だから

これは美容クリニックだけじゃなく、観血的医療行為(出血が伴う治療)の場合必ずついてきます

感染症対策がされている可能性が高い病院の見分け方はあるのか?

大きな病院、目安としては市民病院レベルになるとほぼ確実にある。

しかしその場合、美容クリニックにある治療が受けられる病院はほぼないでしょう・・・

治療が受けられるクリニックはどこで調べられるのか?

治療ができない条件に 書かれている・いない に関わらず

症状の程度によっても治療の可否がかわってくる場合もあります。

なので、電話でクリニックに直接確認をとるしか今は方法がありません。

もし、私が問診で嘘をついた場合はどうなるのか

矛盾した答えになりますが、治療していました。

HIVの方の場合、検出限界地以下の方は治療をしてもよいという医療整備がまだできていないのが現状で

それがいつできるかもまだ分からない状態です。

だけど、だんだん医療は進んでいるので、そこまで遠い未来というわけではないんじゃないかと個人的には思ってます。

これが先生におしえてもらったことです。

もし誰かの参考になれば^^

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次